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虫歯
- Q
- どうして虫歯になるのですか?
- A
三つの要素があげられます。一つ目は、食べ物のカス特に糖分、二つ目は歯の清掃、三つ目は歯の 質です。どれか一つに問題があると虫歯になりやすくなります。
- Q
- 一度治したのに、また虫歯になりました。どうしてですか?
- A
適切なブラッシングをしないと、また虫歯になります。歯と詰め物の境目は特に注意して磨かねばなりません。通常の歯ブラシ1本ではきれいに磨くことは難しいかもしれません。人それぞれ歯の形や並び方が違うので、正しい磨き方を歯科医院で尋ねて下さい。
- Q
- どのような直し方がありますか?
- A
ごく小さな虫歯であれば、削らずに様子を見ることがあります。着色程度で大きくならない虫歯あるからです。小さな虫歯であれば、虫歯の部分だけを削って、歯と同じ色のレジンという合成樹を詰めます。大きな虫歯であれば、インレーという金属を詰めますが、虫歯でない部分も少し削る必要があります。虫歯が歯髄(神経)までいってるようなかなり大きなものでは、神経を取ってかぶせてしまわないといけない場合があります。
いずれにしても、虫歯は小さいうちに治してしまうのが、一番です!
- Q
- 削るのに麻酔の注射は必要ですか?
- A
小さい虫歯であれば必要ありません。大きい場合は注射をした方が安心です。歯を削る時の痛みは突然来ることがしばしばあり、患者様はとても不安です。当院では注射が必要な時は必ず、表面麻酔を先に塗り、できる限り痛くないように打つようにしています。
歯周病(歯槽膿漏)
- Q
- どうして歯周病になるのですか?
- A
基本的に虫歯と同じです。食べ物(糖分)、歯磨き、歯茎の質です。細菌が関与して歯周組織を壊し、歯肉が炎症を起こします。初期の頃は症状がありませんが、歯茎が赤く腫れたり、膿が出たり、歯茎がやせて歯が動き出します。歯周病のページのチェックシートで確認してみて下さい。
- Q
- 歯周病の治療法はどのようなものですか?
- A
まず歯科医院で、ご自分では取ることのできない細かい部分の歯垢や歯石を徹底的に除去します。 次に、ご自分でしっかりと管理できるように歯磨き指導をさせていただきます。歯科医院では抗生物質や専用のうがい薬を使います。うがいは薬の成分が細部にいきわたるように、30から60秒程度しっかりと行います。場合によっては歯周病の簡単な手術を行います。
- Q
- 歯石は取る必要がありますか?
- A
徹底的に除去する必要があります。歯の表面に付着した歯垢はご家庭での歯磨きで取り除くことができますが、歯石は固まってしまっているので、歯科医院で専用の器具器械を使用しないと取れません。また縁下歯石と呼ばれる歯周ポケット内に入り込んだ歯石は歯周病をさらに悪化させるので、要注意です。
入れ歯
- Q
- 入れ歯が痛くてうまく噛めないのですが。
- A
きちんと調節した入れ歯を入れることで、多くの場合解決できます。なかに、歯茎や粘膜が通常より痛みを感じやすい患者様がいらっしゃり、柔らかい裏装材を使う必要があります。場合によりインプラント(人工歯根)を考える場合があります。
- Q
- 入れ歯が動いてうまく噛めないのですが。
- A
総入れ歯の場合、上の入れ歯は上あごに吸着させることができますが、下の入れ歯は、特に顎の骨がやせてしまっている場合、よく動きます。かみ合わせの細かい調整を行えばある程度は改善されます。入れ歯の接着材を使用することもお勧めします。部分入れ歯では、きちんとした留め金を設定したり、歯茎に密着した入れ歯にすることで、多くの場合改善されます。
- Q
- 保険でできる入れ歯と保険外の入れ歯は何が違うのですか?
- A
基本的に保険の入れ歯できちんとした入れ歯ができると考えていますが、保険外の入れ歯について簡単に説明します。総入れ歯の場合、保険の入れ歯の材質はプラスティックで、これが一般的な入れ歯です。保険外のものでは、上あごの入れ歯は天井の部分を金属にします。保険のものに比較して、薄く作ることができるので、違和感が少ないため喋りやすく、また、食べ物の温度や食感を感じやすくなります。下あごの総入れ歯ではこのようなメリットが少ないために当院ではあまりお勧めしていません。部分入れ歯では、歯の無い状態によりますが、より装着感の良い安定した入れ歯を作ることができる場合があります。
さし歯・ブリッジ
- Q
- さし歯とはどのようなものですか?
- A
虫歯がひどくて歯髄を取ったような歯では、歯根に金属などで土台をたててその上にかぶせ物をする方法のことです。
- Q
- ブリッジとはどのようなものですか?
- A
歯が残念ながらなくなってしまった場合に、その部分の手前と奥の歯を利用して補う方法のことです。咬むことに関しては、ほぼ天然の歯と同様に咬めます。欠点として、両隣りの歯を削る必要があります。
- Q
- 保険でできる歯と保険外(自費)の歯ではどのようにちがいますか?
- A
一般的に全ての歯は健康保険の範囲内で治療が可能です。現在では修復材料も進歩しており、前歯も保険の範囲内である程度美しく治すことができますし、臼歯部もきちんと噛んでいただくことができます。ただ、それ以上の天然歯と見た目がほとんど変わらないような審美性を求められる患者様の場合、保険外診療が必要となります。臼歯部でもゴールドなど保険適用外の金属を使用する場合は自費となります。歯科医院によって費用の設定が若干異なりますが、高額になります。 前歯を例にとりますと、保険外診療である陶材(ポーセレン)で歯を作ると、一般の陶器と同じように色が変わったり、黄ばんだりすることはなく、また外来の色素も非常に沈着しにくいため、長期に渡って審美性を保つことができます。硬度も高いため、破折も少ないです。
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